タイで車を運転する!日本との違いは?注意することは?

2019年7月8日

タイは日本と同じ左側通行なので運転しやすいですね。

この記事ではタイで運転する際に知っておくと良い事をお伝えします。

タイの交通事故死者数は世界的に見て多い

WHOの2018年報告を見ると、タイの交通事故死亡者数(人口10万人あたり32.7人)は世界9位です。

10年ほど前は世界1位~3位という悪名を受けていました。若干、改善したようですが、まだまだ多いことに変わりはありません。

ちなみに日本の交通事故死者数は人口10万人あたり4.1人です。

タイでは、ピックアップトラックの荷台に人が乗ったり、原付バイク3人乗りは当たり前なので、ちょっと事故っただけで悲惨な事になりやすいというのもあるのでしょう。

ただ、そういった人身事故が多い国だということは知って、十分に気を付けた方が良いです。

信号は赤でも左折OK

日本とは違います。

左折OKですが、右から直進してくる車がいないことを確認する必要はあります。

まれに、「赤の時は左折禁止」という標識がある交差点もあります。前の車の動きに合わせましょう。

救急車、政府の車には道を譲りましょう

救急車に道を譲るのは日本と同じです。邪魔にならないように脇に寄りましょう。救急車はけたたましいサイレンと青色灯ビカビカの車なので、初めてみても分かります。

もう1つ政府の車がたまに走っています。白バイのような警察のバイクに先導されて走っています。黒塗りの車です。

だいたい渋滞中に後ろから車をかき分けながら近づいてくるので、すぐ分かります。

バイクが大量のため車線変更は気を付けて

日本とは比にならない数のバイクが、車の隙間をぬって走っています。

混雑している時には、バイクが列をなして走っているので、車線変更もままなりません。

車線変更する際は接触の危険が高いので、ウィンカーを出して、ゆっくりと車線変更してください。後ろから近づくバイクの動きにも十分注意を払ってください。

道路の作りが悪いので気を付けて

日本と比べて、車線がちゃんとしておらず、走りにくいです。

分かりますか?

一番左側の車線が突然狭くなっています

他にも、車線がヘンテコになっていて、どこを走っていいか分からない場所もあります

日本だと車線に乗って直進する分にはさほど注意はいらないのですが、タイだといつ車線がなくなるか分からないので、初めて走る道は疲れます。。

あまり端っこは走らない方がよいです。

もう1つだけ紹介します。

道路が2つに分岐するところに、コンクリートの柱が立っています。オレンジのカバーが壊れてます。

部屋の窓から見えるものですが、毎月1回、深夜に、そのコンクリートに車が衝突して大破するという事故が起きています。

これはバイクが衝突して事故ったときの写真です。救急車がかけつけて対応中です。

たぶん、夜スピード出していると、見えないんでしょうね。日本だったら反射板とか電灯をつけるのでしょうが、そうなっていません。何度事故が起こっても改善されません…。

夜間は特に先の道路がどうなっているのか分かりにくいので、初めて走る道は注意してください

郊外は信号少ない。Uターンを使うのが基本

タイの道路は中央分離帯が多く、信号が少ないため、右折したい場合は、先まで行ってUターンしてから左折という手順を踏むことになります。遠回りになってしまうのですが、仕方ない。

Uターンの標識が目印です。

大きな通りの場合はUターン専用の橋(U-Turn Bridge)があります。Uターンしたい場合は標識に従ってその橋に乗ってください。

Uターン専用の橋です。

高速の料金所にはETCレーンがあります

タイではETCでなく「EASY PASS」という名前です。

現金で支払う場合は間違って侵入しないようにしましょう。

ちなみに普通車なら看板の一番上の料金です。

慢性的な駐車場不足のため、独特な縦列駐車

お出かけしても、車を停めるのに一苦労です。

日本と違い、タイには独特の縦列駐車があります。

通常の駐車スペースの前に縦列駐車します。デパート・空港の駐車場でもよく見かける光景です。

「どうやって車出すの?」

という疑問が湧くと思います。

縦列駐車している車は、手で押せば動きます

逆に縦列駐車をしなければならない場合は、ギアはニュートラル、サイドブレーキはかけない状態で駐車しておくことが必須です。

オートマの場合、通常通りギアをパーキングにいれてエンジンをとめます。そしてシフトロック解除してニュートラルにしておきます

シフトロック解除の方法は車種によって異なります。ボタンを押すとか、キーを差すとか。事前に確認しておいてください。

当たり前ですが、坂道でやってしまうと、車は落ちていってしまいます。平坦な場所でしかやらないでくださいね。

ガソリンスタンドはフルサービス

セルフのガソリンスタンドは見たことないですね。

車の油種は事前に確認しておきましょう

日本より種類が多いような気がします。

ナビはGoogleMapで十分

世の中便利になりました。

ナビなんてスマホで十分ですね。十分精度の高い案内をしてくれます。タイの田舎の道もカバーされている感じです。困ったことがありません。

事故ると相当面倒になるという覚悟を

事故については私が未経験のため、調べたことをまとめます。

保険には加入しておくこと

タイでも保険加入は必須です。

事故ったら車は動かさず、保険会社・警察に連絡する

日本だったら交通の邪魔にならないように端っこによけてから電話しますが、タイではぶつかって停止したままの状態で連絡するとのこと。交通の邪魔になったとしても。事故状況を調べるのに必要だからということのようです。

バンコク警察は「191」です。

救急車が必要な場合も「191」へ。

ただ、負傷者もなく、少しぶつけて凹んだくらい、という状況なら保険会社に電話して、指示に従ってください。警察なしで終わるケースもあるようです。

タイ語が必要

事故の相手や、警察と話すには、どうしてもタイ語が必要になります。

自分で話せない場合は、タイ語が話せる同乗者がいる時にしか運転しないとか、電話を使って通訳を頼めるようにしておく事が必要です。

どうしようもない時は、最後の手段として、日本大使館に相談しましょう。

バンコク大使館:02-207-8500、02-696-3000

ネットでみた体験談を総合すると、、、

警察は信用するな。

外国人よりタイ人を優遇。庶民より富裕者層を優遇。

警官は事故の原因(事実)はどうでもよくて、丸く収めようとする。

『相手(タイ人)は貧乏。相手(タイ人)に事故責任があったとしても金は払えない。そうなるとあなた(日本人)は困るでしょ。だから、「あなた(日本人)が悪い」ということにして、あなた(日本人)の保険を使えるようにする。そうするとお金が出るのでみんなハッピー。でも、あなた(日本人)は罰金払ってね。』

こんなまとめ方を提案するようです。

異国で抵抗するのは無駄です。

あなたに過失がゼロだったとしても、「少額の手出しで事が済むならラッキー」という心構えが必要。

間違っても日本にいるのと同じ感覚で、「正義を貫く」というのは厳禁。無理です。汚職賄賂なんでもアリの国なんですから。

できればドライブレコーダー装着を

言葉の問題で、相手・警察と話しができないとなると、相当悲惨な目に会いそうです。自分が過失ゼロでもですよ。もらい事故(停車中の自分の車に、相手の車が突っ込んできた)としても、説明できなければ、私が悪いという話になりえます。

ドライブレコーダーが役に立つ可能性もあるので、装着しておくことをオススメします。

最後に

タイで運転するのは正直、簡単です。しかし、事故の対応は難しいものとなりえます。

事故った時の対処も事前に考えた上で、運転するようにしてください。

最後はブルーな気持ちになってしまいましたが、タイは良いところもたくさんあります。めいっぱい楽しみましょう!