タイ観光地に迷ったらカンチャナブリー「死の鉄道」がおススメです!(バンコクから日帰り可)

2020年1月6日

バンコク観光といえば、寺院・ナイトマーケット巡り、アユタヤ・パタヤ観光が定番です。

「カンチャナブリー?どこ?何があるの?」

私は2年もバンコクに住んでいるにも関わらず、一度も訪れたことがありませんでした。

今回、初めて足を運んだわけですが、

日本人なら絶対に訪れるべき場所

と感じさせられるほど、心打たれる場所でした。

そんなカンチャナブリーをご紹介します。

日本人が訪れるべき理由

第二次世界大戦中、日本軍が外国人10万人以上を死に追いやった場所だからです。

 

日本軍がビルマ・インドへ支援物資を輸送するために、総全長415kmの鉄道を建設しました。

本来であれば5年を要するところ、戦況のひっ迫から、わずか15か月で建設するというかなり無茶な計画を実行したのです。

捕虜(アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人)3万人の他、現地アジア人10万人を強制労働させました。そのうち、捕虜1万6千人、アジア人10万人のほとんどが死亡しました。

労働者は、炎天下の中での長時間労働だけでなく、食事・物資不足による劣悪な生活環境を強いられ、コレラ・マラリアが蔓延しても医療品不足で満足な治療も受けられず死を待つのみという、人間として耐えがたい生活を強いられました。

 

恥ずかしながら、私は無知すぎました。

タイ人は日本製品・日本の文化・日本人の礼儀正しさ等が大好きで、日本人に対して友好的に接してくれます。

しかし、そのタイの地で、日本人が恐ろしくヒドイ事をしていた過去があったなんて。

そうやって作られた鉄道(別名「死の鉄道」)に乗り、カンチャナブリーの現地に立つことで、悲惨な過去に思いを馳せることができます。

また、現地の博物館でも歴史を学べます。日本人として身が引き締まる思いでした。

バンコクからの日帰り旅程

スタートは「トンブリー駅(THONBURI STATION)」

タクシーでたどり着いてください。

始発駅ですが、小さな駅でしたね。

7:50発の電車で「タムカセー駅(Tham Krasae)」へ向かいます。

100バーツ(外国人価格)で、所要時間は4時間ほどです。

タムカセー駅・死の鉄道

タムカセー駅

線路の上を歩くことができます。

これが建設された当時の悲惨な状況から「死の鉄道」と呼ばれています。

本当は先に博物館を回って歴史を学んでから、ここを訪れるのが良いのですが、日帰りとなると、こちらを先に見学するしかありません。

悲惨な過去など想像できないほど今は平和な場所です。

線路脇の小さな洞窟の中です。

先ほど乗った電車が1時間~1時間半で折り返してくるので、再びそれに乗ってバンコク方面へ少し戻ります。

料金は近距離なのになぜか100バーツ。。まぁいいですけど。

クウェー川鉄橋駅・戦場にかける橋

電車で30分ほど戻って、映画「戦場にかける橋」の舞台となった「クウェー川鉄橋駅」でおります。

自己責任で鉄橋上を歩くこともできます。

この橋は戦時中に空爆で破壊され、修復して、を繰り返した過去を持ちます。

私はここで昼食をとりました。

ここからはソンテウで移動です。「きっとトゥクトゥクがたくさんいるだろう」と想像していましたが、全く見かけませんでした。

戦争博物館の方向へ歩いていくと、ソンテウ4,5台が暇そうに路肩に並んでいました。

こちらの戦争博物館は私、知らずにスルーしちゃいました。また機会があれば行ってみます。

ソンテウをチャーターして、後で紹介する博物館2か所を回って、バスターミナルまで送ってもらうコース(3時間程度)で500バーツでした。あちらの言い値ですが、妥当だと思ったので値切らず乗りました。

「死の鉄道」博物館 Deah Railway Museum

博物館の目の前にある共同墓地

入館料は150バーツです。

この博物館は展示物が充実していて、とても歴史の勉強になりました。

ちなみに展示資料はタイ語と英語だけです。日本語はありません。

JEATH戦争博物館

こちらも同様の戦争博物館です。

入館料は50バーツ。

展示資料は少なめ。

博物館に1つだけ行くとしたら、展示が充実している「死の鉄道」博物館がおススメです。

バスターミナル

バスで岐路につきます。

バンコクに到着したのは20時頃です。

まとめ

博物館の展示資料が全て真実とは限りません。例えば、「死の鉄道」博物館は労働者側のオーストラリア人によって作られたものです。立場によっていろんな説が流布したりするため、 歴史の真実を知ることは難しいことです。

それでも、日本軍が多くの人を使って鉄道を建設し、疫病により多数の死者をもたらした、という大枠は真実なのでしょう。

ぜひ足を運んで、ご自身で感じられてください。